カロスタ刑務所ホテル


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ラトビアのカロスタ刑務所ホテルはずっと本当の刑務所でした。

というかナチとソ連によって運営されてた刑務所なので、

おそらく想像を絶するような虐殺や拷問が実際に行われていたと考えられます。

そのような場所でわざわざお金を払って寝泊りしたいなんて、普通は思いません。

しかし、このカロスタ刑務所ホテルはそういった暗い歴史を逆手にとり、

「刑務所であった」ということを楽しんでもらおうという戦略で客を呼ぶことに成功しました。

しかもそれだけでなく、そうして盛り上げることでこの土地が背負っている暗い記憶を

風化させない、という働きかけにも成功しているのです。

このように、お金を儲けつつ政治的に極めて正しいことができているのがこのカロスタ刑務所。

 

なんとお客さんは、宿泊中、実際の囚人として扱われます。

部屋も古くて汚く、マットレスも硬い。出来うる限りの範囲で当時の刑務所を再現しています。

このように形だけ囚人ぽくなるだけではなく、なんと看守役のスタッフから

暴言による虐待を受けるそうです。

お客さんは、共産主義時代の囚人という扱いだそうですから、一体どんな罵声を浴びせられるのか

ちょっときになります。

さらに、言うことを聞かなかったり規則外のことをした宿泊客は、肉体労働による罰を受けるのだそうです。

ここまで徹底して刑務所を再現しているのは、すごいですよね。

映画「es」のようなことにならないか心配ですが、短期間なので大丈夫でしょう。
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